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セカンドライフを知る


プロフィール

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Asaeda Meltingdots
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株式会社メルティングドッツ
性別:
男性
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セカンドライファー
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オブジェクト作り
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株式会社メルティングドッツ代表取締役。
企業公式ブログと社長ブログを掛け持ちし、SL内のことを好き勝手に叫ぶ。

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CEO Rosedale氏のセカンドライフラジオ(?)タウンホールミーティング

2006-12-03(Sun)


つい先日、セカンドライフの運営会社Linden LabのCEO Philip Rosedale氏による
セカンドライフタウンホールミーティングが行われた。

Rosedale氏本人はSL内(当然客もSL内できく)に訪れ、
それと同時にストリーミングで音声を配信、Skype生電話による
セカンドライフに関しての質問などがおこなわれた。

タウンホールミーティング後は、音声だけがMP3で聞くことができる。
これからのセカンドライフを語るRosedale氏の話を聞いてみることにした。


・・・。



なんと2時間!!!




話を聞きながら、同時タイプ通訳をしてみたのでぜひ見て欲しい。
文面的にはメモ書きなので、読みづらいかもしれないけども、どうかお許しを。




タウンホールでのフィリップ・リンデンの話


話題その1 コピーについて

セカンドライフではWEBのように簡単にコピーできるものと、そうでないものとがあります。

たとえばモノの形やテキスチャー。WEBのソースを見るように調べることができ、これを防ぐ手立てというのは現在ありません。

コピーできないものとして、スクリプトがあります。
WEBサイトのデータベース側と一緒ですね。


コピーできるものについて

対策方法として色々と情報を追加すること。
リンデン側では、いつ画像をアップロードしたか、ということを記録しているので、違法コピーをされた時に証拠を調べることができます。


コピーできないものについて
セカンドライフの構造上でコピーできないようにしています。万が一これに侵入されたときは即刻パッチをあてるなどして防ぎにかかります。


コピーボットについて
コピーボットはスクリプトをコピーできません。
見かけ上のものだけをとることができ、裏側はとれません。


でもコピーボットを作った人たちは昔セカンドライフでバグが起きた時に助けてくれた人たちでもあります。


コピーボットの使用は利用規約に反しているとみなしリンデンは対応します。


水曜日、先週、先々週のデータを調べると、
購入者、販売者、金額すべてが上昇している現実があります。コピーの問題が起きているのと話をすり替えているわけではありませんが、出店を考えている人


いんわーるど販売にはもっと情報を配信しなければと思っております。


次の話題。


セカンドライフは成長しています。この3ヶ月で40,000人のアクセスから75,000人にアクセスが急上昇しています。

私たちがここのところ不調なのはサーバーの増設が急激に必要になっていることからでもあります。

セカンドライフの構造がおかしいのではありません。




パケットロス
すべてが遅いと感じる現状について。何がおかしいかは今わかっています。

いくつかのSIMがクラッシュしている現状について
フルタイムで原因を調査しているスタッフが10人います。

できるだけ早くの対応をしています。


セカンドライフの人口が増えている心配にあわせ
無料ユーザーだらけになっているのではないか、$L購入者が減っているのではないかという心配があるのではないかという心配もありますが、現実9月と10月での使用金額は23%上昇しています。



オンラインミッション

オンラインワールドの創設。自分の想いを実現できる世界を作りたい。


ビジネスとしてセカンドライフが成り立っている。
夢物語でなく、現実を見て成長させていくことができる。

ビジネスを成り立たせるためにどこかと提携したりする必要性がないのが強み。


一番の問題は、人材不足であること。これを聞いている人々はリンデンと一緒にやっていって欲しい。とても魅力的な会社であると思う。セカンドライフの求人情報に人がいなかったら、とりあえず履歴書を送ってみてください。

スタッフも20数人、
開発者はまだ30人ほどしかいません。

興味のある方はぜひお声かけください。




質問コーナー:

libSLとリンデンの関わり方について

リンデンとのつながりはない。リバースエンジニアリングによってセカンドライフのクライアントを解読している。これまでlibSLから重大なバグを見つけてもらって報告してもらった例もある。

リンデンはlibSLを排除する権利はない。

リバースエンジニアリングをする団体をすべて拒絶する必要があるか、ということについて。これは愚問で、そんなことをするつもりはさらさらない。

また、国際社会において、違法の基準が違うので、アメリカで違法であっても、中国ではそうではない場合がある。




コピーボットなど、人々のビジネスを侵害するものに大しては対処する。


コミュニケーションを重視、またオープンにして欲しい。

発言しているのは私だけではなく、何百人もLinden姓を持つ人がいる。彼らには比較的自由に発言させているが、それでも対応が足りないとするならば、純粋に人材不足であることが問題。


投資家からいくら投資をうけている?
20millionUSドルを使って会社を設立。
これまでさらに20millionほどうけている。


コピーに対する活動としてDMCAに基づいて訴える以外にLINDENは動いてくれないのか。

長いスパンにおいてセカンドライフの中ではネチケットのようにそれなりのルールを作っていく必要があると思う。
リンデンによってアカウント削除などの強行策をとるよりもそちらのほうが必要だと思う。

リンデンがやりたくないこととして、問題のあった当事者二人の間に入って裁判のようなことをおこなうこと。それは私たちのやるべき仕事ではない。


リンデンによって法組織や警察組織が作られるのを期待されているが、コミュニティの中でそのような仕組みが作られていくことを期待している。



コピーボットについて(Skype質問)

リンデンはコピーをとめるための技術的な対策をとる考えはあるのか?


利用規約においてそれらのツールを使い他人のアバターなどを盗むことは明らかに違反なので、それには対処する。
ただし、あるユーザーを永遠にブロックすることなどは不可能。




10×10×10の使用制限を超えたプリムについて

超巨大なものをみたことありますが。
プリムのサイズそのもの以外に
物理シミュレーターが与えるもので影響がでている。
ただそもそも使い道がないのでは?


なぜセカンドライフサーバがユーザの持ち物を管理しないのか。(コピーされることについて)


コピーボットの仕組みは相手のフォルダ内のアイテムをコピーしているのではなくて、相手の姿かたちをよーーく見て瞬時に目の前で組み立てている、と考えてもらったほうが正しい。


ソフトウェアライセンスに使用制限回数をつけるように、オブジェクトに同様の機能をつけることはできるか?

まず難しい。法律上でいくなら、どの国において?



カスタマーサービスの問題について
顧客対応が悪い。色々と用意しないとダメなのでは?

お客様に対しての答えだと対応が遅れて申し訳ない。
機能的な問題でいうと 人材不足というのがある。

リンデンがまったくカスタマーサービスをしていない、
というわけではない。
全世界においてカスタマーサービスは実施しているが、




有料ユーザにはサブアカウントを与える権利。

ありえますね。検討します。



検索機能について。複数ワードによる検索などはできないか?

新しいものの開発については純粋に人が足りないというものがある。現在の検索機能が完全に機能していない事実は認める。サーチ機能をぜひ改善させたいと思う。検索機能でやりたいものは今5個くらい思いついている。

ユーザーが入ってすぐ離れてしまう理由として、セカンドライフが広すぎる、というのもあるのでサーチ機能は改善させないといけない。


プロフィール内のユーザーおすすめの場所の機能を拾い上げればなにか面白いことが起きるかもしれない。



物理シミュレーターの改善予定はあるのか?それはいつか?

現在すすめているが、具体的な日程については答えられない。



バーチャルプロジェクトを実施するなど、仕事をする際にリンデンに電話で連絡をすることは可能か?

基本OK。



リンデンラボはオープンソース化するスケジュールやタイムテーブルを作っているか。

ノーコメント。


abuse reportについて

リンデンは人の間に入って裁定を下す、といった役割をもつつもりはない。


グループによる長期契約などをすることは可能か?50%の値上げなどで個人ユーザーが離れてしまう危険について。長期契約で値上げ率を抑え、島の移動や譲渡によって罰則規定をあたえるなどできないか?島の価格変動で不安になるより、固めてしまってコンテンツ作りができたほうがいいのでは?


それをしてしまうと縛られてしまって思い切った改革などができなくなってしまう危険がある。
今島を持っている人が2007年末まで価格を維持することなど対策はしている。

言っていることは理解できるが、この先どのような変化が起こるかわからないため、それはいまのところできない。



土地販売エリアでアイランドをはずすことはできないか?
メインランドとSIMオーナーとの交渉などが混乱する。

なるべく区別はしたいと思うが、検索機能を細かくしすぎたくないという思いがある。


インフラ構築においてモラトリアム(休み期間)が必要なのでは?ここ数週間起こっているトラブルを一気に解決する必要があるのでは?

それぞれのトラブルやシステムについてノンストップで毎日動いている。モラトリアムを作ったところで大きな効果は期待できない。また、停止してしまうことで、中で経済活動をしている数多くのユーザーを失ってしまう危険がある。






とまぁ、こんな感じでずーーっとしゃべりっぱなしのRosedale氏。
ただ、何を質問してくるかわからないユーザーの声を直接聞き入れる器に敬意を表したい。


◇今日の人口: 1,774,389
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